4月18日 ひきこもり対策特別委員会

議事
(1)付託事項の調査
  ア ひきこもり対策に関する提言について
    各会派からの意見開陳を踏まえて協議した。その後、協議の内容を踏まえ、委員長が取りまとめた「ひきこもりに関する提言書(素案)」について、副委員長が説明を行い、次回改めて協議することと決定した。
  イ 次回の委員会の開会日時について
    4月26日(火曜日)午前10時から、第2委員会室で開会することと決定した。
          ----------------------
             会議の概要は、次のとおりである。
                             午前10時00分開会

○委員長(高橋正利) 
 ただいまから、ひきこもり対策特別委員会を開会いたします。
 初めに、各委員及び理事者に申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、発言内容は簡潔明瞭にしていただき、会議時間の短縮に努めていただきますよう、ご協力をお願いいたします。
 それでは、議事に入ります。
 付託事項の調査を行います。
 当委員会の調査事項は、「ひきこもりに関する諸問題について、総合的に調査し対策を検討する。」こととなっております。
 本日は、「ひきこもり対策に関する提言」について調査・検討いたします。
 本件については、令和3年12月24日の本委員会において、本区のひきこもりに関する施策を更に推進していくため、墨田区議会基本条例第14条第2項に基づく執行機関への政策提言を行うこととし、その内容調整については勉強会を実施して行うこととしておりました。
 このたび勉強会において、ひきこもり対策に関する提言書を作成することが取りまとめられましたので、本日は提言書の内容等についてご協議いただくことといたします。
 初めに、提言書を作成するに当たり、事前に各会派でご検討いただいた内容等について、順次意見開陳願います。

◆委員(井上ノエミ) 
 新しいすみだは、四つ意見があります。
 1、墨田区ひきこもり支援協議会の設立について。
 ひきこもり問題について関係者が集まって対策を議論することは大変重要です。関係団体、有識者で構成される「墨田区ひきこもり支援協議会」を設立して、墨田区、区議会、社会福祉協議会、NPO、その他関係者の意見交換、政策提案の場をつくります。
 2、不登校対策について。
 現在、区内の小中学校で不登校の数は増えています。不登校の子どもたちがひきこもりになる可能性は高いと思いますので、対策を強化する必要があると思います。まず、墨田区の不登校対策を評価する必要があると思います。外部の有識者に依頼して評価してもらうことがよいと思います。そして、他の自治体の成功例などを参考に、効果的な結果を出せる対策を打ち出すべきと思います。
 3、ひきこもり専用相談窓口の設立について。
 当事者や家族が地域にある相談窓口に行きにくい状況もあります。手軽に相談できる専用窓口があると、これまで相談できなかった区民にも利用しやすいと考えます。そこで、対面せずに相談できる「ひきこもり専用相談窓口」を設置することを提案します。そこでは電話やメール、SNS、オンライン等で自宅から相談ができます。
 4、サポート体制の強化について。
 ひきこもり当事者が行ける居場所をつくることは、社会復帰への重要な訓練になるので、大変重要です。現在は、すみだみんなのカフェは北部にありますが、南部にも1か所設立すれば、本所地域の区民に大変便利で、参加者も増える可能性があると思います。また、就労支援については、職場を見つけることは大変難しいです。墨田区の事業として実施している労務作業などをひきこもりの就労支援の場所として使うことを考えるべきだと思います。例えば、墨田区区報の戸別配布などを委託できると思います。
 新しいすみだからは以上です。

○委員長(高橋正利) 
 それでは、ただいまの各会派のご意見を踏まえまして、ご協議いただきます。
 何か、ご発言はありませんか。

○委員長(高橋正利) 
 井上委員、それでよろしいでしょうか。

◆委員(井上ノエミ) 
 はい。